MODERN IDEAS, TRADITIONAL ROOTS
過去に根ざし、未来を蒔く
November 28th,2025
JOURNAL
FASHIONABLE WAYS with Trench Coat
トレンチコートはチャーミングに着る。
April 6th,2023
クローゼットを眺めて、今日の装いを考える。
誰に会うのか、目的地はどこか。どんな気分で過ごしていたいか。
いつも身につけている親しみのある定番の洋服であっても
インナーやボトムス、小物の組み合わせ次第で、コーディネートの雰囲気は変化します。
春のトレンチコートからニットのフードを出して、軽やかに、颯爽と街へ出かけましょう。
クローゼットを眺めて、今日の装いを考える。 誰に会うのか、目的地はどこか。どんな気分で過ごしていたいか。 いつも身につけている親しみのある定番の洋服であっても インナーやボトムス、小物の組み合わせ次第で、コーディネートの雰囲気は変化します。 春のトレンチコートからニットのフードを出して、軽やかに、颯爽と街へ出かけましょう。
PULLOVER HOODY “SUNDOWN”
PULLOVER HOODY “SUNDOWN”春のコートとして、あるいはニットを着込んで羽織る冬のアウターとして活躍するトレンチコートは、時代を超えて多くの人のワードローブにある定番のアウターです。街で目にする機会も多いこのコートは、もともとイギリス軍で使われた防水用コートに由来するミリタリーのアイテムです。そんな歴史があるため、散りばめられているディテールは、悪天候や激しい動きに対応できる機能性に由来しています。
春のコートとして、あるいはニットを着込んで羽織る冬のアウターとして活躍するトレン チコートは、時代を超えて多くの人のワードローブにある定番のアウターです。街で目にする機会も多いこのコートは、もともとイギリス軍で使われた防水用コートに由来するミリタリーのアイテムです。そんな歴史があるため、散りばめられているディテールは、悪天候や激しい動きに対応できる機能性に由来しています。
たとえば、袖口を締めるスリーブストラップは雨や風を防ぐだけでなく、動きながらでも袖がまくり上がらないようにバックルがついています。そうこうしているうちに、トレンチコートはファッショナブルな街着として定着しました。かちっとした紳士的なムードや、スーツの上に羽織るなど、ビジネスシーンと結びつきコンサバティブな印象も強いアイテムにもなっています。
たとえば、袖口を締めるスリーブストラップは雨や風を防ぐだけでなく、動きながらでも袖がまくり上がらないようにバックルがついています。そうこうしているうちに、トレンチコートはファッショナブルな街着として定着しました。かちっとした紳士的なムードや、スーツの上に羽織るなど、ビジネスシーンと結びつきコンサバティブな印象も強いアイテ ムにもなっています。
Not only for rainy days! And not only for classic outfits.
Not only for rainy days! And not only for classic outfits.
では、今の気分でトレンチコートを取り入れるならどう着るか。ハリウッドの名優、メリル・ストリープが、1979 年、29 歳のときにしているチャーミングな私服姿は、組み合わせを考える発想を柔らかくしてくれます。新聞を片手にタクシーを呼びとめる彼女の笑顔は、飾り気がありません。パンツと歩きやすそうなシューズ。キャップによってコートがドレスダウンされ、今の気分にも通じる気取りのない空気感が体現されています。
では、今の気分でトレンチコートを取り入れるならどう着るか。ハリウッドの名優、メリル・ストリープが、1979 年、29 歳のときにしているチャーミングな私服姿は、組み合わせを考える発想を柔らかくしてくれます。新聞を片手にタクシーを呼びとめる彼女の笑顔は、飾り気がありません。パンツと歩きやすそうなシューズ。キャップによってコートがドレスダウンされ、今の気分にも通じる気取りのない空気感が体現されています。
Feeling comfy, relaxed with the hood on.
Take it easy with sweatpants and sneakers.
カチッとしたウェアにハズしのアイテムを。そう考えるとき、スウェットの上下やスニーカー、キャップを手に取ってみる。ニットのフーディは、程よいとろみと、繊細な生地のテクスチャーによって大人の着こなしに寄り添いつつも、モダンな着崩しを実現できます。ワードローブのなかの馴染みの服がいつもとすこし違う雰囲気になって、また新しい側面を見せてくれる。春はトレンチコートとニットフーディでいつもより元気な曲を聞きながら、街に出かけてみませんか。
Photography by Mitsuo Okamoto
Styling by Yuriko E
Hair & Make-up Shinya Kawamura
Edit and Writing by Yoshikatsu Yamato (kontakt)
カチッとしたウェアにハズしのアイテムを。そう考えるとき、スウェットの上下やスニーカー、キャップを手に取ってみる。ニットのフーディは、程よいとろみと、繊細な生地のテクスチャーによって大人の着こなしに寄り添いつつも、モダンな着崩しを実現できます。ワードローブのなかの馴染みの服がいつもとすこし違う雰囲気になって、また新しい側面を見せてくれる。春はトレンチコートとニットフーディでいつもより元気な曲を聞きながら、街に出かけてみませんか。
Photography by Mitsuo Okamoto
Styling by Yuriko E
Hair & Make-up Shinya Kawamura
Edit and Writing by Yoshikatsu Yamato (kontakt)