BRITISH SPIRATION : Wrapped in a versatile peacoat
船の上から、都市生活まで。
November 14th,2024
JOURNAL
GREETINGS FROM THE FAMILY
Interview with Ian Maclean, President of John Smedley
May 12th,2022
1784年の創立以来、238年に渡り職人たちと手を携え、The World’s Finest Knitwear
(世界で最高品質のニットウェア)をつくりあげてきたジョン スメドレー。その手綱を
引いてきたスメドレー家からバトンを引き継ぎ、3世代に渡り、80年近くジョン スメドレーの
舵をとるのがマクリーン家です。今回、現在CEOを務めるイアン・マクリーンに聞いてみました。
“ジョン スメドレーたるもの”とは? そして相伝されるジョン スメドレーならではの教えについて。
それは300周年を迎えるために、今のジョン スメドレーがすべきことにつながります。
1784年の創立以来、238年に渡り職人たちと手を携え、The World’s Finest Knitwear(世界で最高品質のニットウェア)をつくりあげてきたジョン スメドレー。その手綱を引いてきたスメドレー家からバトンを引き継ぎ、3世代に渡り、80年近くジョン スメドレーの舵をとるのがマクリーン家です。今回、現在CEOを務めるイアン・マクリーンに聞いてみました。“ジョン スメドレーたるもの”とは? そして相伝されるジョン スメドレーならではの教えについて。それは300周年を迎えるために、今のジョン スメドレーがすべきことにつながります。
「どんな時代もクオリティを求めるお客さまがいらっしゃる」とは父から教え伝えられた言葉です。ファッションとは、色やフィット感、そして合わせ方が時代時代で変化し、ライフスタイルにアクセントや彩りを与えるものです。その“うつろい” 加減もまたファッションの楽しさだと私は思います。しかしクオリティだけは、“いつものそれ” であって欲しいと願うお客さまはたくさんいらっしゃいます。それが200年以上の間、世界各地で私たちのニットウェアを着てくださる私たちのお客様です。イギリスのロイヤルファミリーも含めて。
「どんな時代もクオリティを求めるお客さまがいらっしゃる」とは父から教え伝えられた言葉です。ファッションとは、色やフィット感、そして合わせ方が時代時代で変化し、ライフスタイルにアクセントや彩りを与えるものです。その“うつろい” 加減もまたファッションの楽しさだと私は思います。しかしクオリティだけは、“いつものそれ” であって欲しいと願うお客さまはたくさんいらっしゃいます。それが200年以上の間、世界各地で私たちのニットウェアを着てくださる私たちのお客様です。イギリスのロイヤルファミリーも含めて。
ジョン スメドレーは、エリザベス女王が私たちのニットウェアを長い間愛用してくださったことで2012年に英国王室御用達であることを証明するロイヤルワラントを授かりました。これは光栄であると同時に責任でもあります。最近ではチャールズ皇太子がサスティナビリティや働く環境について言及されています。ロイヤルワラントホルダーとして、廃棄や労働環境の問題に対して、今よりも意識を高くし、さらに環境に配慮した取り組みが必要になります。今年で238年目、あと62年でファッションを取り巻く環境も大きく変わっていくでしょう。ジョン スメドレーがまず300周年を迎えるためには、クオリティに関しては常に妥協することなく、今すぐに改善できるところは柔軟に対応しなくてはいけません。私自身もそんな未来のジョン スメドレーの姿を見てみたいものです」
ジョン スメドレーは、エリザベス女王が私たちのニットウェアを長い間愛用してくださったことで2012年に英国王室御用達であることを証明するロイヤルワラントを授かりました。これは光栄であると同時に責任でもあります。最近ではチャールズ皇太子がサスティナビリティや働く環境について言及されています。ロイヤルワラントホルダーとして、廃棄や労働環境の問題に対して、今よりも意識を高くし、さらに環境に配慮した取り組みが必要になります。今年で238年目、あと62年でファッションを取り巻く環境も大きく変わっていくでしょう。ジョン スメドレーがまず300周年を迎えるためには、クオリティに関しては常に妥協することなく、今すぐに改善できるところは柔軟に対応しなくてはいけません。私自身もそんな未来のジョン スメドレーの姿を見てみたいものです」