1. "MADE IN CHANDIGARH"
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"MADE IN CHANDIGARH"

2020.11.09

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"MADE IN CHANDIGARH"
Secretariat, 2013
©︎Takashi Homma Courtesy of TARO NASU



京都・ 新風館に2020年6月にオープンしたジョン スメドレー京都店にてGALLERY - SIGN TOKYOと2020年11月13日から2020年12月6日まで“MADE IN CHANDIGARH”と題し、 ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレによる家具作品展を開催いたします。

ジョン スメドレーは、1784年にアンダーウェア(Long John)の生産をスタートし、今日のコレクションまで革新的でモダンな要素を取り入れながら、英国の熟練した職人の技術を大切に、2世紀以上にわたって築き上げられた信頼のおける手作業による仕上げ技術を保持しながら更なる革新を続け、創立236周年を迎えました。

そして、ル・コルビュジエが挑んだ数多くの都市計画の中で、唯一実現した街 “チャンディーガル”。
自然と共存・共闘する普遍的な都市を目指した街も、70年という歳月を迎えようとしています。

Ch.ペリアンがチャンディーガル計画の「船長」と述べたピエール・ジャンヌレは、 貧困により工具が揃わない中で、隣接するパキスタンから移住した人々による伝統的な家具製作の技術的指導により多くの構造的解決を見出し、14にも細分化された社会階級に対して、伝統的かつ合理性を考慮した地元ならではの素材を用いることで、47のセクターの中で担当した90にも及ぶ公共施設、学校、住宅などの建築群に100種類以上もの家具をデザイン。異国の地において、地元の職人の技術、伝統工芸と密接することを目的として作られた美しい家具たちは、近年世界中の人々から注目を浴びています。

今回の展覧会では、日本の伝統美を継承する京都という歴史ある町の中で、 ジョン スメドレーとル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレによる「手仕事の痕跡」を 再認識・再発見していただく展示となっております。

また同館の別会場にて、2013年にピエール・ジャンヌレのアーカイブを管理するCCA(Centre Canadien d’Architecture)からの依頼で、写真家・ホンマタカシ氏が撮影を行なったチャンディーガルの写真展もTARO NASUの協力により同時開催いたします。


”MADE IN CHANDIGARH”
期間: 2020年11月13日(金) - 12月6日(日)
時間: 11:00 - 20:00
会場: JOHN SMEDLEY 京都店 [新風館内]
京都府京都市中京区場之町586-2 111区間 [TEL 075-708-7878]

EXHIBITION ORGANIZED BY GALLERY - SIGN
COLLABORATED BY JOHN SMEDLEY KYOTO
INSTALLATION : FLOOAT,INC.

同時開催 TAKASHI HOMMA "CHANDIGARH"
期間: 2020年11月13日(金) - 12月4日(金)
時間: 11:00 - 20:00
会場: POPUP SPACE SPOT [新風館内]

EXHIBITION ORGANIZED BY GALLERY - SIGN
COLLABORATED BY TARO NASU


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GALLERY - SIGN

2005年、東京・恵比寿でスタートし、2015年には広島、2019年には 六本木ピラミデにオープン。
ジャン・プルーヴェやシャルロット・ペリアンが戦後の日本で果たした役割を伝える事を目的に、アジアでは初めてフランス人デザイナーの家具などを専門的に展開。
貴重なヴィンテージ家具の中でも特に上質で価値のあるものを扱うギャラリーとして、多くの顧客を持つ。

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