1. JOHN SMEDLEY × UTSUWA SHOKEN KAMAKURA

JOHN SMEDLEY × UTSUWA SHOKEN KAMAKURA



京都店にて11月10日(木)より、鎌倉を拠点に日々のうつわを伝えて今年20周年を迎えたうつわ祥見KAMAKURAのセレ
クト展を行います。粉引、刷毛目、織部、白磁、金彩、手びねり、硝子、カトラリーと、それぞれ個性豊かな 顔をもつ
作品たち。時代の変遷にも左右されない、普遍的な確かさと美しさのあるうつわ、 使うたびに誇らしく、ともに時をわ
かちあえる日々のうつわをご紹介いたします。

京都店にて11月10日(木)より、鎌倉を拠点に日々のうつわを伝えて今年20周年を迎えたうつわ祥見KAMAKURAのセレクト展を行います。粉引、刷毛目、織部、白磁、金彩、手びねり、硝子、カトラリーと、それぞれ個性豊かな 顔をもつ作品たち。時代の変遷にも左右されない、普遍的な確かさと美しさのあるうつわ、 使うたびに誇らしく、ともに時をわかちあえる日々のうつわをご紹介いたします。




暮らしに溶け込む、普遍の存在。

食卓に並べる料理を盛り付け、庭で育てた草花を生ける。うつわは静かに日常に寄り添い、豊かな時間を作り
出しています。土や釉薬の表情やたたずまいなど造形の美しさもうつわの大きな魅力ですが、無意識
のうちに手に取り、日々使いながら自然なかたちでそこに存在する。良いうつわは、そんなさりげ
ない顔をしています。

食卓に並べる料理を盛り付け、庭で育てた草花を生ける。うつわは静かに日常に寄り添い、豊かな時間を作り出しています。土や釉薬の表情やたたずまいなど造形の美しさもうつわの大きな魅力ですが、無意識のうちに手に取り、日々使いながら自然なかたちでそこに存在する。良いうつわは、そんなさりげない顔をしています。



自然と立ち上がる、使いやすいかたち。
─ 木曽志真雄 Shimao Kiso

“ 木曽織部 ”という言葉が聞かれるほど、独特の洗練された
深い緑が印象的な 織部を中心としたうつわづくりをされて
いる木曽志真雄さん。 作陶を始める前は、数年間にわたり
プロダクトデザイナーとして活動されていました。新しい
製品が次から次へと生まれる状況に興奮を覚える一方で、
自分の頭のなかで描く形が、うまく実現できないことに
葛藤したことも。親交のあった工業デザイナーの秋岡芳夫
さんから教わった手仕事の大切さを胸に、木曽さんは焼き
物の産地・瀬戸に移り住み、一から陶芸の勉強を始めまし
た。自らの手で形を作り出す喜びを噛みしめながら、いつ
も頭のなかに描いていたのは、いかに使う人や環境にそっ
と寄り添っていける存在になれるかということ。うつわは
使われてこそ意味をなすもの。「厚すぎると重みがあり野
暮ったくなってしまうし、薄すぎると壊れそうで心もとな
い。うつわには適度な重さや手取りがある。何事もやりす
ぎないことが大切です」。自己主張をせず、機能性を第一
に、さまざまに活用できるかたちを目指されています。お
のずと立ち上がってくる形を大切にされた木曽さんのうつ
わは、手に心地よく、料理を盛り付けると、食材を美しく
受け止めてくれます。


1954 年 東京都生まれ
1976 年 桑沢デザイン研究所卒業
1984 年 愛知県窯業職業訓練校修了
1990 年 愛知県瀬戸市に築窯

自然と立ち上がる、使いやすいかたち。
─ 木曽志真雄 Shimao Kiso

“ 木曽織部 ”という言葉が聞かれるほど、独特の洗練された 深い緑が印象的な 織部を中心としたうつわづくりをされて いる木曽志真雄さん。 作陶を始める前は、数年間にわたり プロダクトデザイナーとして活動されていました。新しい 製品が次から次へと生まれる状況に興奮を覚える一方で、 自分の頭のなかで描く形が、うまく実現できないことに 葛藤したことも。親交のあった工業デザイナーの秋岡芳夫 さんから教わった手仕事の大切さを胸に、木曽さんは焼き 物の産地・瀬戸に移り住み、一から陶芸の勉強を始めまし た。自らの手で形を作り出す喜びを噛みしめながら、いつ も頭のなかに描いていたのは、いかに使う人や環境にそっ と寄り添っていける存在になれるかということ。うつわは 使われてこそ意味をなすもの。「厚すぎると重みがあり野 暮ったくなってしまうし、薄すぎると壊れそうで心もとな い。うつわには適度な重さや手取りがある。何事もやりす ぎないことが大切です」。自己主張をせず、機能性を第一 に、さまざまに活用できるかたちを目指されています。 お のずと立ち上がってくる形を大切にされた木曽さんのうつ わは、手に心地よく、料理を盛り付けると、食材を美しく 受け止めてくれます。

1954 年 東京都生まれ
1976 年 桑沢デザイン研究所卒業
1984 年 愛知県窯業職業訓練校修了
1990 年 愛知県瀬戸市に築窯

自然と立ち上がる、使いやすいかたち。
─ 木曽志真雄 Shimao Kiso

“ 木曽織部 ”という言葉が聞かれるほど、独特の洗練された深い緑が印象的な 織部を中心としたうつわづくりをされている木曽志真雄さん。 作陶を始める前は、数年間にわたりプロダクトデザイナーとして活動されていました。新しい製品が次から次へと生まれる状況に興奮を覚える一方で、自分の頭のなかで描く形が、うまく実現できないことに葛藤したことも。親交のあった工業デザイナーの秋岡芳夫さんから教わった手仕事の大切さを胸に、木曽さんは焼き物の産地・瀬戸に移り住み、一から陶芸の勉強を始めました。自らの手で形を作り出す喜びを噛みしめながら、いつも頭のなかに描いていたのは、いかに使う人や環境にそっと寄り添っていける存在になれるかということ。うつわは使われてこそ意味をなすもの。「厚すぎると重みがあり野暮ったくなってしまうし、薄すぎると壊れそうで心もとない。うつわには適度な重さや手取りがある。何事もやりすぎないことが大切です」。自己主張をせず、機能性を第一に、さまざまに活用できるかたちを目指されています。 おのずと立ち上がってくる形を大切にされた木曽さんのうつわは、手に心地よく、料理を盛り付けると、食材を美しく受け止めてくれます。

1954 年 東京都生まれ
1976 年 桑沢デザイン研究所卒業
1984 年 愛知県窯業職業訓練校修了
1990 年 愛知県瀬戸市に築窯




原土に向き合う、真摯な姿勢。
─尾形アツシ Atsushi Ogata



原土を用い、表情豊かな刷毛目や粉引のうつわを作る尾形アツシさん。「精製されていない土はときに暴れてしまうことも
ありますが、土と向き合い可能性を探っていくことが私の仕事なのです」と語ります。ヒビ粉引、ヒビ手、ひとつひとつ表
情が異なる土の個性を生かした豊かなうつわは、形はシンプルながら、存在感にあふれ、使うたびに心満たされます。和洋
問わず使い勝手のよい美しいうつわは日々の食卓を豊かにします。



1960 年 東京都生まれ
1996 年 愛知県立窯業高等技術専門学校卒業
1998 年 愛知県瀬戸市にて独立
2007 年 奈良県宇陀市に築窯




原土に向き合う、真摯な姿勢。
─尾形アツシ Atsushi Ogata



原土を用い、表情豊かな刷毛目や粉引のうつわを作る尾形アツシさん。「精製されていない土はときに暴れてしまうこともありますが、土と向き合い可能性を探っていくことが私の仕事なのです」と語ります。ヒビ粉引、ヒビ手、ひとつひとつ表情が異なる土の個性を生かした豊かなうつわは、形はシンプルながら、存在感にあふれ、使うたびに心満たされます。和洋問わず使い勝手のよい美しいうつわは日々の食卓を豊かにします。



1960 年 東京都生まれ
1996 年 愛知県立窯業高等技術専門学校卒業
1998 年 愛知県瀬戸市にて独立
2007 年 奈良県宇陀市に築窯



手びねりが醸し出すおおらかさ。
─ 鶴見宗次 Souji Tsurumi

紐状や球状の塊を指先でつまみながら成形する「手びねり」という手法でうつわづくり
を行う鶴見宗次さん。もっとも心落ち着く場所だと話す愛知県常滑市の仕事場で、ひた
すら手を動かし作陶を続けていらっしゃいます。野菜の色が美しく映える黒、そしてグ
リーンの釉の流れが印象的な白シリーズ。ひたむきな作陶姿勢で丹念に作られるうつ
わはどれもおおらかな魅力にあふれています。


1967 年 東京都生まれ
1992 年 常滑市立陶芸研究所を修了
愛知県常滑市にて独立

手びねりが醸し出すおおらかさ。
─ 鶴見宗次 Souji Tsurumi

紐状や球状の塊を指先でつまみながら成形する「手びねり」という手法でうつわづくり を行う鶴見宗次さん。もっとも心落ち着く場所だと話す愛知県常滑市の仕事場で、ひた すら手を動かし作陶を続けていらっしゃいます。野菜の色が美しく映える黒、そしてグ リーンの釉の流れが印象的な白シリーズ。ひたむきな作陶姿勢で丹念に作られるうつ わはどれもおおらかな魅力にあふれています。


1967 年 東京都生まれ
1992 年 常滑市立陶芸研究所を修了
愛知県常滑市にて独立

手びねりが醸し出すおおらかさ。
─ 鶴見宗次 Souji Tsurumi

紐状や球状の塊を指先でつまみながら成形する「手びねり」という手法でうつわづくりを行う鶴見宗次さん。もっとも心落ち着く場所だと話す愛知県常滑市の仕事場で、ひたすら手を動かし作陶を続けていらっしゃいます。野菜の色が美しく映える黒、そしてグリーンの釉の流れが印象的な白シリーズ。ひたむきな作陶姿勢で丹念に作られるうつわはどれもおおらかな魅力にあふれています。


1967 年 東京都生まれ
1992 年 常滑市立陶芸研究所を修了
愛知県常滑市にて独立



時を超える丁寧なものづくり。
─ 阿南維也 Koreya Anan

別府湾を見渡す大分の工房で、味わいのある金彩や銀彩、鎬
のうつわを作っている阿 南維也さん。ポンペイを訪れた時に
2000 年前の遺物の美しさに衝撃を受け、時を超 えてもなお
残していけるような、清廉なものづくりを目指すことを心に
決めたと語ります。 鎬の一本の線やかたちの細部まで意識の
通った作品は使い手に寄り添い、あたたかく、日々の食卓で
阿南さんの誠実なうつわは愛され続けています。

1972 年 大分県生まれ
1997 年 日本体育大学卒業
1998 年 有田窯業大学校絵付科修了
2009 年 大分県大分市にて独立、築窯

時を超える丁寧なものづくり。
─ 阿南維也 Koreya Anan

別府湾を見渡す大分の工房で、味わいのある金彩や銀彩、鎬 のうつわを作っている阿 南維也さん。ポンペイを訪れた時に 2000 年前の遺物の美しさに衝撃を受け、時を超 えてもなお 残していけるような、清廉なものづくりを目指すことを心に 決めたと語ります。 鎬の一本の線やかたちの細部まで意識の 通った作品は使い手に寄り添い、あたたかく、日々の食卓で 阿南さんの誠実なうつわは愛され続けています。

1972 年 大分県生まれ
1997 年 日本体育大学卒業
1998 年 有田窯業大学校絵付科修了
2009 年 大分県大分市にて独立、築窯

時を超える丁寧なものづくり。
─ 阿南維也 Koreya Anan

別府湾を見渡す大分の工房で、味わいのある金彩や銀彩、鎬のうつわを作っている阿 南維也さん。ポンペイを訪れた時に2000 年前の遺物の美しさに衝撃を受け、時を超 えてもなお残していけるような、清廉なものづくりを目指すことを心に決めたと語ります。 鎬の一本の線やかたちの細部まで意識の通った作品は使い手に寄り添い、あたたかく、日々の食卓で阿南さんの誠実なうつわは愛され続けています。

1972 年 大分県生まれ
1997 年 日本体育大学卒業
1998 年 有田窯業大学校絵付科修了
2009 年 大分県大分市にて独立、築窯


懐かしくロマンティークな硝子。
─ 巳亦敬一 Keiichi Mimata



札幌市にてガラスのうつわを制作されている巳亦敬一さんは北海道で最も古い歴史を 持つガラス工房の三代目でいらっしゃい
ます。工房の歴史を大切に守りながら、吹きガラスによる作品を制作されています。優美で細やかなかたちをしたアンティー
クのような美しいグラスは見ているだけでロマンティックな気持ちになります。使い心地に優れ、 季節を問わず一年中使うこ
とのできるぬくもりのあるガラスのうつわは、どこか懐かしく、 人の手のあたたかさを感じずにはいられません。



1957 年 北海道生まれ
1981 年 豊平硝子工場にて、父である巳亦進治に師事
1992 年 代表取締役に就任、現在に至る



懐かしくロマンティークな硝子。
─ 巳亦敬一 Keiichi Mimata



札幌市にてガラスのうつわを制作されている巳亦敬一さんは北海道で最も古い歴史を 持つガラス工房の三代目でいらっしゃいます。工房の歴史を大切に守りながら、吹きガラスによる作品を制作されています。優美で細やかなかたちをしたアンティークのような美しいグラスは見ているだけでロマンティックな気持ちになります。使い心地に優れ、 季節を問わず一年中使うことのできるぬくもりのあるガラスのうつわは、どこか懐かしく、 人の手のあたたかさを感じずにはいられません。



1957 年 北海道生まれ
1981 年 豊平硝子工場にて、父である巳亦進治に師事
1992 年 代表取締役に就任、現在に至る



風合いある美しさを讃えるカトラリー。
─ 永島義教 Yoshinori Nagashima

使い込んだ風合いのある表情をして、ビンテージもののような
美しさがある永島義教さんのカトラリー。生活者の視点で使い
勝手を考察され、細かくディテールにこだわり、 工夫を重ねて
いらっしゃいます。陶器に合うカトラリーがないことから制作
を始めた作 家の想いが詰まった作品が多く、土もののうつわと
の相性が良いことで知られています。 使い込むことで、手に馴
染み、経年の変化がゆっくりとあらわれ、うつわと同様に時を
かけて自分だけのカトラリーに育っていくことも大きな魅力です。

1979 年 福岡県生まれ
2003 年 多摩美術大学工芸科卒業
2005 年 東京藝術大学大学院修了
2017 年 東京都昭島市にて制作


風合いある美しさを讃えるカトラリー。
─ 永島義教 Yoshinori Nagashima

使い込んだ風合いのある表情をして、ビンテージもののような 美しさがある永島義教さんのカトラリー。生活者の視点で使い 勝手を考察され、細かくディテールにこだわり、 工夫を重ねて いらっしゃいます。陶器に合うカトラリーがないことから制作 を始めた作 家の想いが詰まった作品が多く、土もののうつわと の相性が良いことで知られています。 使い込むことで、手に馴 染み、経年の変化がゆっくりとあらわれ、うつわと同様に時を かけて自分だけのカトラリーに育っていくことも大きな魅力です。

1979 年 福岡県生まれ
2003 年 多摩美術大学工芸科卒業
2005 年 東京藝術大学大学院修了
2017 年 東京都昭島市にて制作


風合いある美しさを讃えるカトラリー。
─ 永島義教 Yoshinori Nagashima

使い込んだ風合いのある表情をして、ビンテージもののような美しさがある永島義教さんのカトラリー。生活者の視点で使い勝手を考察され、細かくディテールにこだわり、 工夫を重ねていらっしゃいます。陶器に合うカトラリーがないことから制作を始めた作 家の想いが詰まった作品が多く、土もののうつわとの相性が良いことで知られています。 使い込むことで、手に馴染み、経年の変化がゆっくりとあらわれ、うつわと同様に時をかけて自分だけのカトラリーに育っていくことも大きな魅力です。

1979 年 福岡県生まれ
2003 年 多摩美術大学工芸科卒業
2005 年 東京藝術大学大学院修了
2017 年 東京都昭島市にて制作


うつわ祥見 KAMAKURA



日々に寄り添う、作家もののうつわを伝えるギャラリー。神奈川県鎌倉市に三店舗、静岡県伊豆高原にてギャラリーを展開。
さらに、CIBONE、SOUVENIR FROM TOKYO(国立新美術館)の企画や、アメリカ、中国、台湾など、海外の展覧会を数多く手掛
けている。

日々に寄り添う、作家もののうつわを伝えるギャラリー。神奈川県鎌倉市に三店舗、静岡県伊豆高原にてギャラリーを展開。 さらに、CIBONE、SOUVENIR FROM TOKYO(国立新美術館)の企画や、アメリカ、中国、台湾など、海外の展覧会を数多く手掛けている。



https://utsuwa-shoken.com
https://shoken.co




info


うつわ祥見 KAMAKURA セレクト展
会期: 2022 年 11 月 10 日(木)~ 11 月 20 日(日) 時間:11:00 ─ 20:00


出展作家 阿南維也 尾形アツシ 木曽志真雄 鶴見宗次 永島義教 巳亦敬一


JOHN SMEDLEY 京都店
京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町 586-2 新風館 1F
Tel: 075-708-7878
京都市営地下鉄「烏丸御池」駅 南改札口直結


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