1. THE WORLD’S FINEST #TWFJS - KEISUKE BABA


THE WORLD’S FINEST #TWFJS - KEISUKE BABA


photo_Tomo Asano

ファッションをはじめとした各ジャンルの〈ジョン スメドレー〉愛用者を通じて、ブランドの魅力を伝えていく「The World’s Finest」。いつの時代においても“最上級”な〈ジョン スメドレー〉への思いとともに、ご愛用者によるブランドとの関わり方を語っていただいています。今回は、UKカルチャーを背景に、スタイリストとしてファッション・シーンの最前線で活躍されてきた馬場圭介さんにお話を伺いました。

ずっと変わらない、その頑固さがいい

― 〈ジョン スメドレー〉との出会いについて

たぶん80年代の初頭、22〜23歳の頃に、雑誌『POPEYE』で紹介されているのを見て初めて知ったのかな。紹介されている記事でシーアイランドコットンという素材があることを知ったんだよね。それでどんな素材なのかなと興味が湧いて初めて買ったんだと思う。

当時は熊本の洋服屋で働いていて、たまに東京に出てきてはビームスとかハリウッドランチマーケットを覗いていたんだけど、初めて〈ジョン スメドレー〉を買ったのはビームスだったはず。そのときに何を買ったのかは記憶が定かではないけど、襟なしのオフタートルを買ったんじゃないかな。半袖で。初めて着たときは、普段着ていたものとは全然着心地が違うのに驚いた。まずハイゲージで生地が薄いのもびっくりしたけど。

当時はリーバイスの501を履いたり、TUBEってイギリス好きな斎藤(久夫)さんが作っていたブランドなんだけど、それを好んで着ていたりしたかな。TUBEのスタッフからはイギリスの話もよく聞いていたね。


馬場さんが営む 『カウンシル フラット ワン』 というショップ。イギリスの安いアパートを指している。
現地で集めたというヴィンテージ服やアンティーク雑貨が並び、まるでイギリスにいるかのような店内。


― 28歳から過ごしたロンドン

70年代後半にパンクを知って、映画『さらば青春の光』を観て、お決まりのコースでUKのカルチャーが好きになったんだけど、20代の初めくらいからロンドンに行きたいと思っていて、30歳になる前、1986年から1988年までロンドンにいたんだよね。ロンドンではマーケットで古着を仕入れて、熊本の古着屋に送っていた。いろんな所でマーケットがあるから曜日ごとに違うところに買いに行って、夜はクラブに遊びに行く感じ。パンクもニューウェイブも下火で、当時の音楽シーンは1986年UKロック史上に輝く問題作『クイーン・イズ・デッド』などで知られるザ・スミスが全盛。彼らのライブは観なかったけど、今思えば観ておけばよかったな。

ロンドンに行く前からUKのファッションが好きだったし、現地に行ってそれを再確認したような感じかな。当時はこれといった流行りのスタイルはなかったけど、80年代後半に日本に拠点を移し、原宿などで人気となったクリストファー・ネメスや、ストリートカルチャーに大きな影響を与えたジョン・ムーア、ジュディ・ブレイムが出てきた頃で、ショップでいえば「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ」が出きたあとだったかな。だからファッション的には新しい動きもあって面白かったよね。

ロンドンでは古着の軍モノをよく着ていた。マーケットで面白い古着が出てくれば、それは日本に送っていたから。よく探していたのは古いルイスレザー。今も好きなブランドだけど、ロッカーズがよく着ていたし、カルチャーと密接な関係にあるような、バックグラウンドがあるブランドが今も好きだよね。あとはモッズやスキンズが好んで着ていたフレッドペリーやドクターマーチンもずっと好きだし。〈ジョン スメドレー〉はハロッズなどの百貨店やブティックで売っているのは知っていたけど、若い子たちが着ているのはあまり見たことがなかったかな。



― UKブランドの魅力

それを一言でいうのは難しいけど、質実剛健な感じというか、ヤワじゃない感じかな。〈ジョン スメドレー〉だって、イギリス人の頑固さを感じるし、もっと違うものを作ればいいのに、とも思うけど、彼らは絶対に作らないし、ずっと変わらない。そういうブランドが好きだね。だけど、最近はイギリスも景気がいいし、イタリアの工場や繊維屋さんを買収したりしていて、イギリスの頑固な感じにイタリアのエッセンスが加わると、また売れるものが作れるんだよね。

〈ジョン スメドレー〉は久しぶりに着たけど、着心地は変わらないね。今日のポロシャツ(S4507)はシーアイランドコットンとメリノウールのミックスで、〈ジョン スメドレー〉の新素材だと聞いたけど、すごくいいね。肌触りも。このポロシャツの形ならメリノウール100%でもいいくらい。昔に比べるとサイジングも少し大きめになっていて、このサイズ感もいいと思う。


― 馬場さんにとって、今、最上な時間の過ごし方とは

家でスポーツ観戦をしているときかな。サッカーや自転車とか、スポーツは全般的に好きなんだよね。もちろんサッカーのプレミアリーグが一番好きだけど。ロンドンにいる頃はプレミアリーグが設立される前で、当時はフーリガンも多くてサッカースタジアムは無茶苦茶怖い場所だったから、観には行けなかったんだ。

馬場圭介
職業:スタイリスト

Profile
1958年 熊本生まれ。
1986年 28歳で渡英。
1988年 帰国。スタイリスト大久保篤志に師事。
1989年 独立。
2004年 nano universe と始めたブランド 「GB」 のディレクターとデザイナ ーを兼任。
2011年 自身がディレクターを務めるブランド 「ENGLATAILOR by GB」 をスタート。
2014年 東京の英国好き達が集まれる場所として隔月第4木曜日に“ROYAL WARRANT SOCIETY”を主宰。
2018年 英国古着を扱うショップ「Council Flat 1」をオープンしオーナーも務める。
2019年 ブランド「NORMAN」スタート。
2020年 YouTubeチャンネル ”BABA Chang-Nel” 開設。
現在も数多くの雑誌、ミュージシャン、俳優、タレントのスタイリングを勤める。

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